11月 272019
 

数年前「作家になる!」と決意し、その勉強のためにと思い本をたくさん読むようになり、いつの間にか読書が最大の趣味の一つになってしまった俺。気がついたら本を読むのは楽しいけど、自分で小説を書くのはサッパリという状態が続いている。
まあこれに関してはそのうちなんとかするとして、今日の本題。
かの「小説家になろう」を見ても、いろんなブログを見ても、ラノベを読んでいても思うのだが、なぜ「一行ごとに改行」するのだろう。俺が自分で小説を読んでいても、基本的に段落というものがあって、リズムの良い文章を書くには上手に改行することが大切だと思う。というか皆学校の国語でそう習ったはずだ。
けれど昨今の流行りでは、一行ごとに改行するのがトレンド、らしい。それは俺の内職でやってるバカブログ、いやクズブログ、いやいやいかがでしたかブログの文章を書く時でも、クライアントは「一行ごとに改行して下さい」と注文をつけてくる。「小説家になろう」とかラノベとか、ああいうのを読んでても、とにかく皆一行ごとに改行して、下手すりゃ2~3行ごとに空白行を入れている。
単純に「読みやすいから」なのかなとも思うのだが、俺は別にそういうのを読みやすいとは思わない。むしろ逆に、どこまでが一つのセンテンスなのかがわかりにくくて、読みにくいと思う。一説によると「小説家になろう」では、一行ごとに改行しないと皆が読んでくれないのだそうだ。
思うに、読書をする人間の絶対数が減ってしまったので、「正しい日本語の書き方」を皆がわからなくなっているだけではないだろうか。正しい日本語に関して俺が偉そうに抜かせるほどの立場ではないが、センテンスというものがあって、適当な改行の頻度というものがあるはずである。むやみに改行してしまっては意思が正確に伝わらないとか、意図を適切に伝えられないとか、そういう事もあると思う。それなのに皆一行ごとに改行している。果たしてそれは、ネット世界の流行に過ぎないのか、国民の日本語能力の低下を意味しているのか。
舛添さん(俺はこの人をあまり高く評価していないが)も、日本人が本を読まなくなった、と嘆いていたが、俺みたいにこれまで読んだ本の絶対数が大したことのない輩が偉そうに言えた義理ではないが、確かに本を読まない人間は多い。俺の高校大学はそれなりのレベルの学校だったが、周りに本をたくさん読んでいる人間は、はっきり言って一人もいなかった。その子供たちは親を見て育っているから、よけいに本を読まないだろう。そういうのが現状になっている。
俺は絶対に「一行ごとに改行」するような文章は書かないし、たとえブログの閲覧者を増やしたくてもそしてそのために「一行ごとに改行」することが最適だとわかったとしても、それでも「一行ごとに改行」はしない。それは、俺の文章書きとしての意地のようなものだ。正しい日本語は、決して「一行ごとに改行」するようなものではないのだ。
実はこれが、俺が「小説家になろう」に文章を投稿したくない理由の一つでもある。だってせっかくいいものを書いても、一行ごとに改行していないから最初から読み手がいないとか、もしそうだったらバカバカしいからね。どうせ「小説家になろう」なんて、あまり知能の高くない連中が読んでるようなサイトだろうし。
そんなわけで、今回も俺の文章は読みにくかったかもしれない。このせいで閲覧者がいつまで経っても増えないのかもしれないが、気にしないことにする。舛添さんのブログも改行があまり無い文章だが、やはりちゃんとした人の文章は、ああいうものなのだ。

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