7月 252020
 

「時(とき)は一直線である」――これは事実だろう。時間というものは、ただ一つのベクトルとして存在し、その方向は唯一つ、のはずである。もしこれが、平行世界とか時間逆行とかが存在するのであれば、それは四次元空間の存在云々という話になり、それは現代科学では解明されていないはずである。
では、現代の地球人類文明、これは果たして一直線に進化してきたと言えるだろうか?
通説や教科書的史観では、それに関して「YES」と言う。人類は数十万年前に生まれ、次第に文明を発展させ、石器時代から先史時代を経て歴史時代へと移行し、それが古代から中世やがて近世を経て近代現代へとストレートに発達してきた、と皆習うし、ほとんど全員はそう信じている。
しかし、インドのことを学べば、それに関して「違うんじゃないの」と思うことはいろいろある。俺個人の考えでは、人類文明というものは、何度かの滅亡を経て現在の状態になった、つまり発展したり衰亡したりという紆余曲折を経て今現在の文明に辿り着いたのではないか、という印象を持っている。
現にそういうことが書かれた書物というのはいっぱいあるわけで、かのプラトンがアトランティス大陸の存在について言及していたり、各地の古文書に古代文明や大陸について書かれた記述がいろいろあったり、まあ要するに有象無象の非公式な記録というのはいくらでも残っている。
またOut of Place Partsつまりオーパーツと呼ばれるもの、それは「かつては存在していた技術で(一時的に)失われてしまったもの」と言うべきだが、そういう「説明不可能な遺物や技術」というのもいっぱいある。それはインダス文明がそれそのもので、未だに説明がついていないし文字すら解読されていない。
何が言いたいかというと、世の中というのはそんなに単純じゃないし、単純だと考えることは間違いですよ、ということだ。未だ科学は万能ではなく、説明できないもの、読めない文字、そんなものはたくさんある。それなのにそういうものにみな蓋をして、人類文明はストレートに発展してきた、と考えるのは、愚の骨頂と言うかただのバカの思考である。
ちなみに「新世紀エヴァンゲリオン」の初代映画が公開された当時、バチカン教皇庁が「あの内容は正しい」という声明を出したが、あれはエヴァンゲリオンがバチカンの何らかの要請に基づいて作られたことを意味している。まあ天使の名前とか使徒の名前とかそういうのは適当だろうが、例えば「第3新東京市」というのは、「=現在の文明が人類の三度目の文明である」ということを言いたかったんじゃないのかな。他にもキール・ローレンツという人物の設定段階の名前がコンラート・ローレンツで、これは動物行動学の名著「ソロモンの指輪」の作者の名であり、そこから「ソロモン十字=鉤十字=ハーケンクロイツ」というわけで、結局あの映画はシオニズムについて暗喩したものではないか、という疑惑も沸いてくる。
まあエヴァンゲリオンの考察に関してはここでするつもりはないけれど、「現在の文明が三度目の文明だ」というのは、多分事実なんじゃないかな。世界中にある大洪水伝説というのも、地球の温暖化と寒冷化のサイクルで海岸線が前進と後退を繰り返し、沿岸部の文明が海底に沈んだことを表していると思うし。またインドの「マハーバーラタ」の大戦争が古代の核戦争を描写していると、原爆の父であるオッペンハイマー博士が述べたというのは有名だが、彼はユダヤ人だから古代の情報も持っていただろうし、多分事実なんだろう。バチカンとかユダヤ人は古代の前文明の知識や記憶も持っているだろうから、彼らが言うということは、おそらく事実だと思うね。それに地球は元々、地軸が5度傾いていたという話もあるし、その異変によってどこそこの文明が滅んだという記録も残っているし、まあ要するに地球人類文明が滅ぶような理由は色々あったんだと思う。
今回何が言いたかったのかと言うと、何にでも「法則性」というものがあるということ。一個人の人間の人生が「紆余曲折」を経て推移していく以上、その一個人の集合体である地球人類の築いた文明も、やはり紆余曲折を経て推移していくはずで、であれば時には滅んだり、再び勃興したり、そういうことがあるのは当然だと思う。
「ストレートに一直線に人類文明は発展してきた」というテーゼを正当化させるために、古代文明の生き残りであるアメリカインディアンを絶滅させようとしたり、頑なに前文明の痕跡に蓋をしようとしたり、そういうのは「現在の世界の支配者」が自分たちの支配を正当化させたいがための、いわば社会ダーウィニズム的な陰謀でもある。果たしてバチカンの「ファティマ第三の予言」とは、何を意味するのだろうか?

 Leave a Reply

(必須)

(必須)