5月 032021
 

最近うちのトーチャンは歳をとって考え方がどんどん保守的になってきて、「お上は正しい」「中国は悪い国」みたいなコテコテの考え方になってきたんだけど、俺は今だにラジカルな考え方をしているというか反抗的な考え方をしている。10年前にアルゼンチンのゲバラの生家で撮った写真をFacebookのプロフィール画像にしているくらいだしな。
俺はテレビはアニメと大リーグとプロレスとベストヒットUSAの他は、朝のワイドショーくらいしか見ない。その中でもテレ朝の「羽鳥慎一モーニングショー」を見ることが多い。なぜかというと、青木理と玉川徹が好きだからだ。最近は青木理は出なくなったけど、玉川徹は相変わらず出ている。
玉川徹は朝日新聞社の社員の割に、非常にマトモなことを言う人間だから、好感が持てる。昔のニュースステーションや報道ステーションのコメンテーターは左に偏った人間ばかりで嫌いだったが、玉川徹は(比較的)マトモだ。特に、監視カメラのことを話題にするのがいいと思う。しばしば「監視社会が~」と口にしているが、マスコミの人間でこういう事を言う人間は本来もっと必要なはずなのに、今は彼くらいしかいない。
けどこの番組だって、「みんながカメラマン」とかいって監視社会を煽ってるんだけどな。毎回番組の冒頭に意味のない一般人の投稿動画を流して、「みんながカメラマン」とかテロップを入れてスマホやドライブレコーダーで録画した動画を流して、相互に監視し合って撮影し合いましょうという風潮を作り出している。それで実は、各家庭の地デジテレビにはカメラの機能が搭載されていて、皆常時部屋の中を監視されているんだから、「1984年」の世界はとっくに実現されているのだ。
玉川徹にしても、「みんながカメラマン」なんてコーナーを持つ番組で「監視社会が~」と口にしているんだから、まあ要するに口先三寸である。所詮マスコミ野郎なんてこんなものだ。
俺はまがりなりにも短期間海外に住んで、日本のことを多少は外から眺められるようになったと思う。日本と外国が違うということも少しはわかった。日本の何が外国と違うかというと、要するに「島国」であることが決定的である。俺の住んでいた南米のパラグアイは国境を3カ国と接していて、外国との人の行き来が普通にある。そして国への帰属意識も低い。皆「いざとなったら他の国へ行けばいい」とか口にする。けれど日本は島国で、他の国との行き来はほとんどなく、外国人もほとんど入って来ず、当然ながら「他の国の情報がわからない」。
日本人は外国語もできないし、外国人との交流もないし、外国の情報を知ることもない。要するにガラパゴスである。それをいいことに、為政者は日本でしか通用しないような施策をいろいろ敷いているし、日本でしか通用しないような慣習もいろ~いろ残っている。外国で標準なことが日本では通用しない、というのもいっぱいある。例えば、レジの店員が常時立ちっぱなしなこととか。
為政者は、日本人が外国の常識を知ることができないのをいいことに、ガラパゴス島国に国民を閉じ込めて、いろいろ異常な常識を強制している。普通の国なら自国に嫌気が差したら他国に移民するという選択肢もあるけど、日本の場合は敗戦国だからかそれすらもできない。一生籠の中の鳥。
そもそも最近は憲法改正をするべきだと盛んに言われているが、もし改正したいなら「他の国では部分改正なんていくらでもしている」と他国の例を挙げて、「じゃあ日本でもまずは部分改正から」という風潮に持っていけばいいのに、それすらしない。それは多分、「外国の例を挙げて日本と比べる」という事をしてしまうと、日本の他の異常な面もクローズアップされて、「日本のここは他国と比べておかしい。世界標準にしないと」という論があちこちで巻き起こってしまうから、敢えてしないんだろうね。なぜなら永遠にガラパゴス島国にしておこうという方策だろうから。
一昔前、「頭脳の海外流出」というのが頻繁に言われたことがあったが、そもそも優秀な人間を海外に送り込んで自国のステータスを上げるなんてことはどこの国でも国是みたいにやっているのに、日本だけは国内で活動させようとか真逆のことを主張している。これに関しては舛添さんも「頭脳の国外流出が~」とか言ってたから、所詮あの人も島国根性なんだろうね。そんな人でないとエスタブになれない、ガラパゴス島国、日本。
まあ一つだけ言っておくと、俺のことをこんな底辺に押し込めているんだから、推して知るべしである。コネにまみれたバカな連中が研究職に就いて何の実績も残せないままくたばるこんな国に生まれたのが運がなかった。まあ俺は俺で楽しめるだけ楽しませてもらうが。

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