6月 112021
 

一昔前、「ネットが好き」と言うと、ある種の偏見を持って見られたものだった。当時マスコミがやっていた「ネット叩き」でネットに偏見を持つ人が大勢いて、なぜかあまり良いイメージを持たれていなかった。
当時のインターネットはPCを使ってやるもので、携帯つまりガラケーでやっているのは例外的だった。そのため、ネットが好きだと言うと、それ即ち「パソコン好き」みたいな誤解があって、昔から日本ではPCを好きな人は暗いとかオタクだとか変な偏見があったので、どうしてもインターネットは誤解と偏見を持って見られる対象だった。
しかしスマホが普及して、老若男女誰もがインターネットを利用するようになり、SNS文化が花盛りになると、もはやそういう偏見もほぼ払拭されたように思える。もはやインターネットは必須インフラの一つとしてその地位を確立したようだ。
こういう「未来」をちゃんと予見していたのが海外の人たちで、その結果日本人でも皆利用するのは海外のサービスだ。俺は20年近く前から「日本のゲーム産業なんて海外の後塵を拝していてもはやその差は埋まらない」と思っていたが、今ではゲームだけでなくほぼ全てのサービスは圧倒的に海外のものが優れているしシェアを持っている。
日本はバカなマスコミがず~っと「ネット叩き」をしていて、体制もWinnyの開発者を逮捕するとかバカなことをしていたので、IT関係で何もない国になってしまった。本当に何もない。それで慌てて小学校でプログラミングを必修にするとかやり始めたが、そもそもコンピュータのことをわかってない奴が計画を立案しているので、トンチンカンな部分が目につく。大体ここまで海外と絶望的な差が開いてしまった今始めたところで、もはやその差は埋まらない。遅きに失している。
最近はコロナの影響もあって皆が家に籠るようになり、ますますPCとインターネットの重要性は増している。昔は「リアルな人間関係とテレビ」が全てだった人々の生活も、家の中にいてPCとインターネットで完結することが多くなった。テレビを見ない人もどんどん増えている。サブスクを利用する人も増えてきて、昔みたいにテレビや新聞や雑誌から一方通行で情報を与えられていた時代から、情報を取捨選択できる時代になった。
俺はこういうのは単純に良いことだと思う。テクノロジーの進歩で人々のライフスタイルが変化しただけのことだ。別にPCとインターネットに頼った生活が悪だとか、そんなことは全然ない。何か正しい生き方があって、今の生活はそれから外れているとか、そういうわけではない。
例えるなら、江戸時代と昭和時代のライフスタイルが全く違うのと同じことだ。「リアルな人間関係とテレビ」が全てだったライフスタイルこそ正しいのだ、と思っている奴はまだいるかもしれないけど、それにしたって江戸時代の人から見たら、「今の人間は帯刀もしないし剣の修行もしない。けしからん」と思われるかもしれない。要するに、時代の変化とともに、人々の生活様式が変化しているだけだ。
だから俺みたいに人嫌いで自分の趣味に没頭するのが好きな人間には、すごく住みやすい世の中になってきたと思う。いまだにPCとインターネットに偏見を持っている奴はいるかもしれないけど、そういう奴は「時代の変化についていけない老人」だ。江戸時代の人から見たら、あんたも充分おかしいんだよ。
まあ結論を言うなら、「PC万歳!ネット万歳!独りぼっちでも寂しくないぞ!!」ということだ。

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