8月 162021
 

最近「異世界転生もの」がアニメでいっぱいやっている。毎クール1つはその手のがある。なぜ「異世界転生」というのがこんなに持て囃されるのかといったら、「小説家になろう」で人気のテーマだからだという。しかしこれだけしつこく異世界転生異世界転生というからには、やはり何らかの情報操作や作為みたいなものが含まれていると思われる。
「異世界転生」というのは、要するに「輪廻転生」のことだ。生まれ変わったら別の全く存在になるという考え方だ。インドの支配思想であるこの考え方は、インドのカースト制度を支えている考え方だ。なぜなら、「人生は一度きりだから社会に悪いところがあったら世の中を改善しなければならない」と考えるのと、「世の中に悪いところがあっても生まれ変わったらもっと良くなるかもしれない、だから諦めよう」と考えるのは真逆だからである。輪廻転生思想があるから、インドはカースト制度が永遠になくならない。
こういう「世の中に悪いところがあったら改善しなければならない」と考えるのは、為政者にとってはもっとも邪魔な考えだろう。社会を変革するという考え方は、突き詰めれば革命思想であるからだ。そこまで行かなくても、世の中を改善しようという考え方を為政者は最も嫌う。
だから体制は、テレビアニメを使って異世界転生ものを大量に垂れ流し、「世の中に悪いところがあっても生まれ変わればもっと良くなるかもしれない、だから諦めろ」というメッセージを大衆に流布している。「世の中に悪いところがあっても改善しようなどと考えるな、社会を変革しようなどと考えるな、ただ諦めていればよい」という無言のメッセージが、そこには込められている。
所詮テレビアニメと侮るなかれ、こういう草の根的なコントロールから、大衆の思想操作は始まるのである。かつてジャンプ漫画を使って執拗に「命の蘇り」を流布した結果、自殺者数やイジメ自殺の数はどうなったか。アニメを見るのは子供だから、今の子供が大人になった時、「社会に対する諦め」「改善の意志の喪失」が基本原理になっているかもしれない。
まあメディアなんてのは万事こういうもので、我々大衆をバカにしてコントロールすることしか考えていない。だから見る価値はない。

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