6月 082022
 

ロシアの歴史については、俺は通り一遍のことしかわからないので、例えば古代にどんな人種民族がいたのか、とか、タタール人が後々までどんな影響を及ぼしていたのか、とか、わからないことはたくさんある。
だけど今回の戦争で薄々わかったのは、ロシアというかソ連というか、あの国は大きく分けてクル族・ハザール帝国の流れとウクライナの流れの2つが勢力争いをしてきたということだ。
クル族はインドから船で黒海に渡来し、グルジアやクリミア半島やアララト山などに勢力を張った。そして古代にユダヤ教を国教にしたハザール帝国という国があったが、これはその後継だろう。ハザール帝国の版度はウクライナ東部やクリミア半島から、グルジアやアララト山を含んだカフカズ地方まで広がっていた。そしてハザール帝国を滅ぼしたのはキエフ大公国である。つまり今のウクライナだ。
スターリンも、昔のチェカ(秘密警察)のトップも、共にグルジア人だ。グルジアの旧名はクルジアである。一方、トロツキーもフルシチョフもウクライナ人である。だから多分、大昔からロシアでは、ハザール帝国の流れとウクライナの流れが対立してきた、みたいな事情があったようだ。
プーチンは「ウクライナはロシアの一部」と言うけれども、彼は元々KGBやFSBの人間だから、スターリンやチェカ側=ソ連側の人間であって、つまりクル族やハザール帝国の側の人間だろう。だからウクライナ東部やクリミア半島を奪還することに熱心だが、そこはそもそもハザール帝国の土地だった。
要するに、今回の戦争は、クル族がその奉ずる神――破壊神シヴァの職能を発揮しているということのようである。「9年サイクル」がまたも実現した、というわけだ。