11月 272022
 

俺は時々教会に通うだけの「不敬虔なクリスチャン」だけど、『やれることは、やれる時に』。

宗教改革のこともよく知らなかったが、カルヴァン派というのはスイス発祥で、これに「予定説」があるのは高校で習った気がする。予定説というのは「神の救いにあずかれる者は、予め決定されている」という説で、マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で大真面目に取り上げられて、要するに「金を稼ぐことは神の意志に叶っている」という理論の基礎になった考え方らしい。
だけど普通に考えて、神に救われる者が予め決定されているというのは「選民思想」だから、予定説というのがユダヤ人にとって大変都合のいい考え方なのは誰でもわかる。だからこそ「金を稼ぐことは神の意志~」みたいな発想に繋がるわけで。
不勉強で知らなかったけど、イギリスのピューリタン(清教徒)も、アメリカのピルグリム・ファーザーズも、カルヴァン派だそうだ。だから英米の金融資本というのは「予定説=選民思想」がベースになっていると考えていいのかな?
下に貼ったサイトを見ると、「改革派/長老派=カルヴァン派」の多い地域として、スイスの他にオランダや南アフリカもある。つまりユダヤ人宝石商やボーア人などにも信者が多いわけで、やはり金融資本家に尊ばれる宗派のようだ。

他には韓国や台湾にも多いと書いてあるけど、韓国でキリスト教が盛んなのは有名で、特に信者が多いのは長老派とメソジストらしい。
俺がパラグアイにいた時に、アスンシオン市内だけで10以上の韓国系教会があり、その中で一番立派で大きい教会に一度行ってみたら、そこは長老派教会だった。
また、日系人最後の南米入植地であるコロニア・イグアス(厳島神社そっくりの鳥居が建っている)の中には、日系の教会が建っていて、看板に「メソジスト~」と書かれていた。
下に貼ったサイトには、メソジストの信者として「蒋介石とその妻・宋美齢」「孫文夫人宋慶齢」とあるが、パラグアイは南米で唯一台湾を承認している国である。また台湾と繋がりの深い新渡戸稲造もメソジストである。

統一教会は韓国のキリスト教系新興宗教なわけで、それが正統なキリスト教とどのように結びつくのか知らないが、韓国で長老派(=カルヴァン派)とメソジストが特に盛んであり、台湾が反共思想で、パラグアイが親台湾で統一教会の影響が強いことを考えると、長老派とかメソジストが関係しているような気がするし、さらにカルヴァン派がスイス発祥で金融資本家の支持を集め、ユダヤ人に都合のいい「予定説=選民思想」をベースにしているのを考えると、いろいろ繋がっているのかなーという気がする。

(参考)教派いろいろ対照表・・・http://yagitani.na.coocan.jp/kurihon/kurihon18.htm