2月 022022
 

日本で一番偉い人は誰か?と言ったら、それは当然「天皇」なわけで、天皇は人間宣言をしているので、日本で一番偉い人は天皇である、というか、そのはずである。
ではなぜ、日本で一番偉い神様は、女神なのだろうか?
日本で一番偉い神様は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)ということになっている。もちろん日本神話のパンテオンにおいて、「形式上は」「名目上は」ではあるが。つまり神話の上では、日本は「女性(上位)の国」のはずである。
しかし実際には、かつての女系天皇・女性天皇論争を思い出すまでもなく、日本は女性が天皇の座につくことを頑なに認めようとしない。歴史上、推古天皇や持統天皇などの女性天皇が存在したにもかかわらず、新たな女性の天皇が誕生することを、日本という国は頑なに拒んでいる。
普通に考えて、神話の上では女性が一番偉いのだから、女性が新たな天皇の座につくことは、喜ばしいことのはずだ。ではなぜそれを国を挙げて拒否するのか?
神話の上では女性が一番偉い、それは動かしがたい。しかし実際の世の中では男が偉い。だから天皇は男性であることが求められる。だがそうであれば、歴史時代の途中で、記紀神話の改変が行われ、男神が最も偉いという内容に書き換えられていたはずである。
邪馬台国が女王卑弥呼に統治されていた国だった、そして邪馬台国は日本のルーツである、という論も、日本は起源を辿っていけば女性上位の体制が元だったのだ、という思想が根底にあるからではないかと思う。
ではなぜ元々は女性上位の体制だった、という発想があるかといえば、それは結局「日本は女が支配する国だから」ではないだろうか。女が支配する国―――それは現実でなのか、神話上なのか、どちらだろう。現実の見えないところにそういう人物がいるのかもしれないし、それは別の国の誰かなのかもしれない。
そして仮に「神話の上では女が支配する国」なのであれば、それは天照大御神とは限らない。例えば富士山を神格化した神は木花咲耶姫(コナハナサクヤヒメ)だが、富士山に統治されたいという思想を持つ日本人がいても不思議ではない。
そして石川県白山の白山比咩神社、この白山比咩(シラヤマヒメ)は、別名を菊理媛(ククリヒメ)と言い、「ククリ=高句麗」だと言われる。白山神社の総本社で、被差別民と関係があるから、高句麗という単語も出てくるわけだ。俺の印象では、日本を支配する女神がいるとすれば、白山比咩ではないかと思えてならない。そして日本という国が頑なに女性の天皇を拒む理由は、もしそれが誕生してしまえば菊理媛の顕現とイコールだからではないか、と、想像する。それは彼の人の血筋などを知らない俺にはただの想像に過ぎないが。
天照大御神が顕現するのはいい、木花咲耶姫が顕現するのもいい、しかし菊理媛が顕現し国の頂点に立つことだけは許されない―――そういう事情があるのではないか、とふと思った。
そういえば、10年前に俺のブログにコメントが書き込まれたが、その書き込み元を見たら皇居の中だったのだが、本当かな?

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