ルシファー=「金」星

北朝鮮北部に白頭山があって、元々は太白山と呼ばれていたらしい。太白山というのは韓国にもあるが、両方とも朝鮮民族にとって象徴的な山として知られている。「太白」というのは古代中国で金星を指す。
金星がルシファーの象徴であることは知られている。いわゆる五芒星というのは、金星の描く軌道が五芒星であることから生まれたと言われていて、加えて金星は天体で最も明るい星であるため、ルシファーの語源である「光」はこれに由来する。その起源はペルシャだと言われる。
以前の記事でも触れたが「人類に火を与えたプロメテウスが鳥に内臓を啄まれる=ゾロアスター教の鳥葬」であるなら、ゾロアスター教は拝火教ということになる。またルシファーは「光を運んで来る者」でペルシャ起源だから、「プロメテウスが火をもたらした=ルシファーが光をもたらした」つまり「火=光」で「プロメテウス=ルシファー」ということで、古来から両者を同一視する理由はこれである。もっと言えば、ゾロアスターが人類に知恵(=火)をもたらしたという思想もこれである。
だからゾロアスター教は拝火教と同一だとみなされて、イランがキリスト教世界やアメリカの仇敵である理由もこれだ。ルシファーは言うまでもなく悪魔だが、ゾロアスター教はそれと重なると考えられているからだ。
つまり朝鮮半島に太白山があり、金星に由来するなら、これもルシファーというか悪魔崇拝と繋がるので、それがイランと北朝鮮がともに「悪の枢軸」である理由である(その首領が「金」姓なのはすごい偶然だ)。
そして古代、ペルシャは「秦」と呼ばれていて、日本の広島には「秦王国」があり、日猶同祖論では「秦氏」がいてダン族は蛇をシンボルにし・・・という具合で、要するにアメリカが反イランなのも、広島に原子爆弾を投下したのも、その他も、そういった理由による。

ずっと前に見つけたサイトで「ISRAEL’S SYMBOLS And HERALDRY」というのがあって、今はアーカイブが残っているだけだが、ここはなかなか面白い。
例えば「Tribe:Dan」が「Waiting:Judge」と書かれているのはとても興味深い。
そしてJUDAHのシンボルが「A LION」から「THREE LIONS」に変わっていて、「Gen 49:9-11 Judah is a lion’s whelp [The lion has been expanded to three lion’s in many Celto -Saxon countries. A sceptre and grapevine are Judah’s other symbols]とあるが、何のことだろう?
仮にこの世界に「3匹のライオン」がいるとすれば、聖書に「ダンは獅子の子。バシャンから躍り出る」とあるので、ダンが弾左衛門で子なら親の獅子は北朝鮮だから、ライオンとは「狛犬=高麗犬=北朝鮮」だろうか。
もう一つは「パラグアイ国旗裏面のライオン」かもしれない。
そしてもう1つだが、スイスのルツェルンにライオン記念碑というのがあり「フランス革命時にルイ16世を守って死んだスイスの傭兵を称えて作られた」という。
2013年に「スイスってドイツ語圏なのに、通貨はフランスと一緒。スイス傭兵が、フランス革命で殺されたルイ16世を守って戦ったなら、今のフランスのことは嫌いなはず。ではなぜ通貨が一緒なんだろう?チューリヒにはユング研究所がある。もしかしてこれが3匹目のライオン?国旗が十字架なのに?」と親類にメールで送ったら、シリアへの軍事介入問題がストップしたのはただの偶然だろう。
ライオンというのはユダ族のシンボルだが、ユダ族はイスラエルで最も力のある部族である。

日本神話の出雲神話で「スサノヲ→オオクニヌシ」の方向であり、インドの神話では「インドラ→シヴァ」の方向であるが、オオクニヌシは大国様・大黒様でシヴァはマハーカーラ(大黒天)だから、「オオクニヌシ=シヴァ」なら「スサノヲ=インドラ」と対応するはずだ。
インドラは帝釈天だが、檀君神話の帝釈天桓因はこれである。それがスサノヲと対応するなら、では日本でスサノヲを崇拝するのは何某であるか?

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