5月 202021
 

あー・・・俺って底辺だよな。もう高校時代からずーっと底辺。まあ自分が努力しなかったのが悪いんだけど。でも大学時代は努力してたけどな、学問で名を成そうと思って。
あー・・・どうせ底辺になるんなら、高校時代から頑張って東大に入っておけばよかったなあ。高校時代はほぼ全部の定期試験でビリで、受験勉強も散々邪魔されてさせてもらえず、浪人時代もゲーセンに一日6~7時間は入り浸ってて全然勉強してなかったけど、地頭が良いので旧帝には入れた。多分、高校時代から真面目に勉強してて、受験の時も邪魔されなければ、普通に東大に入ってたんじゃないかと思う。それくらい勉強しなかったな。
そんなバックグラウンドがあるので、俺は「学歴のない奴」をメチャクチャ見下している。だってそうじゃん?あれだけ勉強しなかった&させてもらえなかった俺が旧帝卒なんだから、普通の奴なんてすげー恵まれた環境で勉強できるんだから、いい大学に入って当然じゃん。ましてや大学に入って恵まれた環境で学べて、ちゃんと卒論指導も受けさせてもらえたら、ノーベル賞獲るくらいの成果を挙げて当然じゃないの?俺は学問でも何にもわからない奴はカスだと思っている。
最低の環境で最高の結果を残す・・・誰も表立って評価はしてくれなくても、俺は自分が天才だということは自覚しているので、ぶっちゃけ常に他人を見下して生きている。特に「中途半端な自信を持っている奴」を見下しまくっている。半端な大学しか出てない奴とか、私立大学卒とか。「なんで恵まれた環境で思う存分勉強できたのに、結果を出せなかったの?」と思ってしまうのだ。
俺が見ている5ちゃんねるの某板の高学歴スレというところは、高学歴なのに人生の辛酸を嘗めている連中が集っているが、やはりそこでも私立大学、特に私立文系は蛇蝎の如く嫌われている。皆俺と思うことは同じのようだ。「私文」・・・バカだよね。真面目にやってたら国立に入れるだろ。真面目にやってない俺でも国立なのに。うちは父ちゃんも母ちゃんも旧帝卒なので、それが一層私文をバカにするという発想に拍車をかけている。
とりあえず旧帝卒で良かった。大抵の他人はバカにできるし。もし東大を出ていたらもっと謙虚になれたかもしれないが、生憎俺のような中途半端な学歴の奴ほど学歴厨になってしまうのだ。「おまえらって、何もないから、いつまでも学歴に拘ってるよな」と言われることがあるが、その通り、何もないから学歴厨になってしまった。
嗚呼、哀しき学歴厨。何もない高齢無職子供部屋おじさん。このまま燻りながら腐ちてゆくのか、くさったしたいのまま終わる、そんなのは嫌だ!と復活するのか。さあ、どうする?
 

  

5月 132021
 

ああ・・・なかなか体重が減らない。あと4kg減ったらお祝いにヘルス行こうと思ってるのに・・・。地元の栄町がいいか、それとも遠出して池袋の店に行って帰りに秋葉原のヒーローズでステーキ食おうか迷ってるが、早いところ痩せたいものだ。楽しみが待っているとなれば痩せるのもやぶさかではないというか励みになるので、年末までには達成したいものだ。まだまだ性欲は旺盛だしな。
最近も面白いゲームが見つかった。20年以上前に大ヒットしたかの「To Heart」を今更ながらやってみたら結構面白い。当時のヲタが皆萌えたのもわかる。マルチシナリオはベタだけと普通に良かったし。マルチ可愛いよマルチ。俺はエロゲはほとんどやったことがないので、普通に楽しめた。今後はエロゲにも触手を伸ばしてみてもいいな。ちなみにWindows10でプレイするのにはここを参照した→・Win10でToHeart
あとSteamで偶然見つけた「SkyDrift」というやつも面白い。飛行機でマリオカートみたいな競争をするというゲームだけど、ゲームパッドで気軽に楽しめる。1000円もしないし動作も軽いし、なかなかの掘り出し物だった。Steamは探してみると安くて面白いゲームがいろいろあるから良いな。
エミュも今まで使っていたのより使いやすいのが見つかった。PS1のは今までePSXeというのを使っていたが、DuckStationというやつが最近出て、これが非常に使いやすい。標準で日本語に対応してるし、面倒くさいプラグイン式でもないし、インターフェイスもわかりやすいので、PS1のゲームが非常に捗る。
メガドライブのエミュは今までmegasisというのを使ってたけど、こないだKega Fusionにしたら全然使いやすい。日本語化もできたし、高校時代にゲーセンで遊んでた懐ゲーをちょっとやってみたら楽しかった。日本語化ファイルはここを参照。→・【Genesis】メガドライブエミュレータ【MegaDrive】 3bit
最近は観たい映画もいろいろあるし、読みたい本もあるし、まだまだ楽しいことはある。電脳世界には楽しいことがいろいろ転がっているな。あとは月に数万円の収入を得られるように内職さえ見つければ・・・。またクラウ◯ワークスでも覗いてみるか。次のSteamのセールの時はオクトパストラベラーでも買ってみようかな。

5月 112021
 

俺が小学生の時に、子供たちの間でいろいろ「不気味な噂」が流れる、ということがあった。
例えば「サザエさんが終わる。皆が乗った飛行機が墜落して海に還る」とか、「ドラえもんが終わる。実はのび太は植物人間であれは全部のび太の見た夢」とか、「ファミコンの高橋名人がインチキをやってて逮捕された」とか。
こういう「不気味な噂」が子供たちの間で複数流れるという出来事が起こり、これは俺が当時読んでいた「ウータン」という学研の科学雑誌でも「最近子供たちの間で不気味な噂がいろいろ広まっている」と特集されていたのを覚えている。
俺が不思議だったのは、当時俺の住んでいた場所というのが「陸の孤島」みたいなところで、他所との交流がなく、他地域とも離れた場所にあったのに、それでもうちの小学校の生徒の間で噂が広まったことだった。だって他の場所から情報が入ってくることがない場所だから、噂の発信源はどこなの?と不思議だった。
これは今考えると、あくまで推測に過ぎないが、何者かが「噂を広める実験」をしていたのではないか、と思う。それが誰だったのかは知る由もないが、知識も教養も未成熟な子供たちの間でどれだけ噂を広めることができるか、という実験だったのではないか。
例えば電通なんて企業は、要するに宣伝省みたいなものであって、「特殊」な人間が入る会社だ。俺の高校の同級生にも入った奴がいるが、そいつは秘密警察の一員のような奴だったので入れたのだ。別に優秀な人間から入れるわけでもなんでもない。仮に彼らが「噂を広める実験」をしていたとしても、ナチスの宣伝省を思い出せば、別に不思議ではない。
当時何某かが、日本中の子供たちの中にいる「手下」に、意図的に同じ噂を流させ、その結果日本中のどこでも子供たちの間で同じ噂が流れた・・・というのが真相じゃないかな?俺はそう思っている。それが何を意図した実験だったのかは知る由もないが。
他にもテレビを見ていて不可解に思ったことがある。それは十数年前に、訪問販売のマーキングのことを盛んに特集していたことだ。一時夕方のニュースはその話題で持ちきりで、「訪問販売員が家の扉に不可解なマーキングを描いていく」とやっていて、毎日そのことばかり特集していたのに、ある日突然「ヤミ金問題」を報じるようになり、それ以来マーキングのことはパタッと取り上げなくなった。そして毎日ヤミ金のことを報じるようになった。
このマーキングというのは、要するに「符牒」で、古代史の本なんかを読むと、いわゆる漂泊民(サンカ)が、後続の仲間に地域の情報を伝えるために使っていた、と書かれていたのを覚えている。他にもジプシーが使っていたとか。今はどういう者たちに使われているのかなんとなく想像はつくが、訪問販売を行っているような連中のルーツを辿っていけば、元は漂泊民みたいなものだろうから、じゃあなんでそれを報道するのを突然不自然な形でやめたの、と勘ぐりたくなる。
俺があまり見ている人もいないこのブログにこういう事を書いたところで大した影響力はないだろうが、確かにマスコミや宣伝省にとって、ネットは危険な存在かもしれないね。2ちゃんねるくらいしか発言の場がなかった一昔前はともかく、SNSで大勢の人がネットに影響されるようになった現在は。だから為政者は、デジタル庁なんてのを作って規制しようとしてるんだろうが。
 

   

5月 032021
 

最近うちのトーチャンは歳をとって考え方がどんどん保守的になってきて、「お上は正しい」「中国は悪い国」みたいなコテコテの考え方になってきたんだけど、俺は今だにラジカルな考え方をしているというか反抗的な考え方をしている。10年前にアルゼンチンのゲバラの生家で撮った写真をFacebookのプロフィール画像にしているくらいだしな。
俺はテレビはアニメと大リーグとプロレスとベストヒットUSAの他は、朝のワイドショーくらいしか見ない。その中でもテレ朝の「羽鳥慎一モーニングショー」を見ることが多い。なぜかというと、青木理と玉川徹が好きだからだ。最近は青木理は出なくなったけど、玉川徹は相変わらず出ている。
玉川徹は朝日新聞社の社員の割に、非常にマトモなことを言う人間だから、好感が持てる。昔のニュースステーションや報道ステーションのコメンテーターは左に偏った人間ばかりで嫌いだったが、玉川徹は(比較的)マトモだ。特に、監視カメラのことを話題にするのがいいと思う。しばしば「監視社会が~」と口にしているが、マスコミの人間でこういう事を言う人間は本来もっと必要なはずなのに、今は彼くらいしかいない。
けどこの番組だって、「みんながカメラマン」とかいって監視社会を煽ってるんだけどな。毎回番組の冒頭に意味のない一般人の投稿動画を流して、「みんながカメラマン」とかテロップを入れてスマホやドライブレコーダーで録画した動画を流して、相互に監視し合って撮影し合いましょうという風潮を作り出している。それで実は、各家庭の地デジテレビにはカメラの機能が搭載されていて、皆常時部屋の中を監視されているんだから、「1984年」の世界はとっくに実現されているのだ。
玉川徹にしても、「みんながカメラマン」なんてコーナーを持つ番組で「監視社会が~」と口にしているんだから、まあ要するに口先三寸である。所詮マスコミ野郎なんてこんなものだ。
俺はまがりなりにも短期間海外に住んで、日本のことを多少は外から眺められるようになったと思う。日本と外国が違うということも少しはわかった。日本の何が外国と違うかというと、要するに「島国」であることが決定的である。俺の住んでいた南米のパラグアイは国境を3カ国と接していて、外国との人の行き来が普通にある。そして国への帰属意識も低い。皆「いざとなったら他の国へ行けばいい」とか口にする。けれど日本は島国で、他の国との行き来はほとんどなく、外国人もほとんど入って来ず、当然ながら「他の国の情報がわからない」。
日本人は外国語もできないし、外国人との交流もないし、外国の情報を知ることもない。要するにガラパゴスである。それをいいことに、為政者は日本でしか通用しないような施策をいろいろ敷いているし、日本でしか通用しないような慣習もいろ~いろ残っている。外国で標準なことが日本では通用しない、というのもいっぱいある。例えば、レジの店員が常時立ちっぱなしなこととか。
為政者は、日本人が外国の常識を知ることができないのをいいことに、ガラパゴス島国に国民を閉じ込めて、いろいろ異常な常識を強制している。普通の国なら自国に嫌気が差したら他国に移民するという選択肢もあるけど、日本の場合は敗戦国だからかそれすらもできない。一生籠の中の鳥。
そもそも最近は憲法改正をするべきだと盛んに言われているが、もし改正したいなら「他の国では部分改正なんていくらでもしている」と他国の例を挙げて、「じゃあ日本でもまずは部分改正から」という風潮に持っていけばいいのに、それすらしない。それは多分、「外国の例を挙げて日本と比べる」という事をしてしまうと、日本の他の異常な面もクローズアップされて、「日本のここは他国と比べておかしい。世界標準にしないと」という論があちこちで巻き起こってしまうから、敢えてしないんだろうね。なぜなら永遠にガラパゴス島国にしておこうという方策だろうから。
一昔前、「頭脳の海外流出」というのが頻繁に言われたことがあったが、そもそも優秀な人間を海外に送り込んで自国のステータスを上げるなんてことはどこの国でも国是みたいにやっているのに、日本だけは国内で活動させようとか真逆のことを主張している。これに関しては舛添さんも「頭脳の国外流出が~」とか言ってたから、所詮あの人も島国根性なんだろうね。そんな人でないとエスタブになれない、ガラパゴス島国、日本。
まあ一つだけ言っておくと、俺のことをこんな底辺に押し込めているんだから、推して知るべしである。コネにまみれたバカな連中が研究職に就いて何の実績も残せないままくたばるこんな国に生まれたのが運がなかった。まあ俺は俺で楽しめるだけ楽しませてもらうが。

4月 282021
 

5chで大谷翔平のスレを見ていたら、「アンチの数は人気のバロメーターと言われている」と書かれていた。

・・・そうか、実力と人気があるほど、アンチが多いのか!
ということは俺にアンチが多いのは、それだけ才能があるということかもしれん!
かのフロイトは「敵からの称賛は、味方からのそれよりも何倍も価値がある」と言われたし、俺にアンチが多いのはそれだけ認められているということなのか!

4月 272021
 

なんか最近、閲覧者が微妙に増えたような気がする俺の底辺ブログ。俺の愚痴をグダグダ書き散らしてるだけのこのブログだが、有益な内容も多少はあるだろう。
その中でも、以前述べた「9年ごとに災厄が起こる」というあれ。見事に当たっちゃったね。2001年に911テロが起こり、2010年にジャスミン革命があってそれがアラブの春へと繋がり、シリアで米露双方が軍事介入寸前まで行って、すわ世界大戦勃発かという事態になったけど、その9年後の2019年にはコロナが始まって、現在コロナ禍真っ最中。
スーリヤとか九耀とか、アーリア人が9というサイクルで世界が更新されるという思想を持っているとか、散々書いたけど、まあこういうオカルト的な発想に基づいて物事を起こしている奴はいるわけだ。そういう連中がコロナを人為的に撒き散らして、世界的な災厄を起こしているのが、今回のコロナ危機だろう。
俺にしかわからないことだってあるのに、俺を散々冷遇してきたからこういうことになったのだ。まあせいぜい苦しめ人類。もう俺は何も関与せんから。このままどんどんウイルスが強毒化して取り返しのつかないことになっても、まあなるんだろうけど、俺の知ったことではない。皆の苦しみは俺の喜びである。
先月からやっていたD:OS2は1ヶ月でクリアした。なかなか難解なストーリーでイマイチ理解しづらかったけど、1同様面白かった。やはりRPGは洋ゲーに限る。他にもMuse Dashも面白いし、今でもFall Guysとかロケットリーグもやっている。Apexもたまにやるけどこれは難しいのでよくわからない。今年はアイマスのSteam版も出るし、まだまだPCゲームで楽しめそうだ。
大リーグは大谷が大活躍してるので見てて楽しいし、まあ俺だってある意味世界レベルなんだけど、誰に知られることもなく底辺で燻っているのが歯痒いな。俺のような「誰に知られることもない」無名戦士というのは、世の中に少なからずいると思うよ。そういう人間が歯車になって世の中をちょっとずつ動かしている・・・。それはUNIX板の有志が某掲示板を延命させたりするのもそうだし、無名のハッカー達がネットワークを弄っているのもそうだと言える。
まあ前のローマ法王は辞任したけど、今の法王のフランシスコ1世だっけ?あいつってまだ生きてるの?あいつにしてもハメネイにしても人前に出てこないけど、実はもう死んでるんじゃね?コロナで。真の弱者の気持ちをわからない権力者は全員死んでしまえ。取り敢えずコロナはまだまだ続くぞ。次は東京オリンピック中止だ。

4月 152021
 

俺は10年ちょい前に南米に住んでいて、そこでいろんな出来事があった。
その中でも忘れられないのが、ちょっとした「スパイ合戦」のようなものに巻き込まれたことだ。断っておくが、俺自身はただの人で、如何なる組織にも所属していないし、如何なる団体の関係者でもない。ただ「要らん事に首を突っ込んだ」ような事情があって、それが理由でそういう事態に巻き込まれたのではないか、とここでは言っておこう。

俺がアルゼンチンのクロリンダという町へ行った時のこと。時間はもう夜の0時過ぎで、あたりは真っ暗だ。日本と違い、深夜になると店は皆閉めてしまい、本当に「真っ暗」になる。そんな中で開いているのはコンビニ(のような雑貨店)だけで、そこだけが明かりが点いていて、何人かの現地人が店の前の椅子に座ってビールを飲んでいた。
そもそもなぜそんな時間にそこへ行ったのかだが、当時はいろいろ込み入った事情があった。パラグアイのアスンシオンに住んではいたものの、帰るにはバスターミナルへ行かなくてはならず、行くにはタクシーに乗らなければならない。それで俺は、とりあえず一服しようと思い、そのコンビニへ行った。
店の中に入り瓶のビールを一本買い、店の外にある椅子に座って、ビールをラッパ飲みしていた。するとツカツカと一人の若い現地人が近づいてきて、なぜか俺に握手を求めてくる。そいつは夜でもわかるほど顔が真っ赤で、目がギラギラしている(今考えると、そいつの様子から、多分覚醒剤かクスリをやっていたんだろう)。俺の顔というか目を直視しながら、握手を求めてきた。俺は大して疑問にも思わず、そいつに右手を差し出して握手をした。するとそいつは、俺が座っているテーブルの向かいに座った。が、なぜか俺から目を逸らさず、じーっと目を見続けている。
俺がビールの瓶を取り一口ラッパ飲みし、瓶をテーブルに置く。するとそいつも瓶を取り、一口飲み、瓶をテーブルに置く。また俺が瓶を取って一口飲み、瓶を置くと、そいつがまた瓶を持って一口飲み、瓶を置く。俺が「おまえは誰だ?」と言っても返事をしない。もう一度俺が「おまえの名前は?」と訊いても、やはり返事をしない。その後もビールの瓶を取って、一口飲み、そいつも同じように瓶を取って一口飲む、という行為はしばらく続いた。しかしその間、そいつは俺から一度も目を逸らさなかった。血走った目で俺の目をじーっと直視し続けていた。
俺が「流石にこいつはヤバいな」と思ったのは2~3分後だろうか。立ち上がり荷物を持って、店の中に入っていこうとしたその時、なぜか一人の警官(あっちではポリシアという)が急ぎ足で歩いてきた。そして店の入口に立っていた現地人と何か話すと、入口の上にある電灯を不思議そうに眺めている。「確かにここで何かあったと聞いてきたんだけど・・・?」みたいに、不思議そうに電灯を眺めて、その間ずっと店の入口に立っていた。
俺はその警官の横を通って店の中に入り、レジの店員に「タクシーを呼んで」と言うと、店員は振り向きもせずに右手を上げ、親指を外に向けて「そこにいるよ」と指差す。俺が「え?」と外を見ると、ちょうど店の前にタクシーがキーっと停まり、運転手が窓から手を出して、俺に「乗れ!」と大きく身振りしている。
俺はまた警官の横を通って外に出て、テクテク歩いてタクシーに乗り、そのままバスターミナルへと向かった・・・。

とまあ、こういう事があったのだ。
この出来事は、別に何が起こったというわけではない。何事もない日常の中で、普通の時間が流れている、それだけだ。けれどあの目が血走った男とか、偶然現れた警官とか、まあこういうのが「スパイ合戦」というか、そういうものだったんだな、と今でも思う。真夜中の南米の田舎町で間抜けなハポネスが一人刺し殺されても大したニュースにはならないだろうし、警官が深夜に街を巡回していても何も不思議ではない。「So it goes.」そういうものだ。
もちろんこの前後にも不自然な出来事がいろいろあって、それがあるからこの件を「スパイ合戦」と思うのだが、大したものだと思うのは、普通の日常がただ流れている中で、人や物を動かしてどうこうするという、そういう技術というかやり方が、さすがは諜報機関だな、としみじみ思う。とても日本の警察あがりの人間なんかにはできそうもない手法だ。

「事実は小説よりも奇なり」というが、これって原義は、「NOVEL」という単語に「奇妙な」という意味もあるからできた句だと思うんだけど・・・このこと忘れられてるよな。まあ事実がどうだったのかは神のみぞ知る。ただ一つだけ言えることは、俺が度々言っているように、世の中は謎に満ちていて、不可解な事実なんていくらでもある。世の中はおまえが思うほど単純ではない、ということだ。