蛇の頭を踵で砕く

面倒いからコピペで。上から順に読んで文中の単語をそれぞれリンクで。ただ一つ前書きしておくと日本語Wikipediaには非常に嘘の記述が多く、特にインド神話関連は混乱させる為の誤情報もある。それを前提にされたし。

・トリニダード島
https://ja.wikipedia.org/wiki/トリニダード島

スペイン語のTrinidadは英語のTrinityで「三位一体」を意味し、パラグアイにもイエズス会の伝道所遺跡であるトリニダー遺跡がある。

・ディーワーリー
https://ja.wikipedia.org/wiki/ディーワーリー

上ページ写真は「火を祀る」儀式に見える。また重要なのは「シンガポールやスリランカでは祝日になっている。この日は、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーをお祝いする。」の部分。シンガポールはライオンの町で、スリランカは魔王ラーヴァナの居城。またラクシュミーとアラクシュミーの関係は記紀神話の木之花咲耶姫と磐長姫のそれに似ているし、ラクシュミーは天部つまりデーヴァ神群内の「吉祥天」だがシヴァは「吉祥の神」とも言う。東京の吉祥寺は後者に由来するはず。
ちなみに学生時「ラクシュミーは吉祥なら英語のLUCKYの語源ですかね」と研究室の教授に言うと「いや語源がシュリーだし・・・」と。つまりスリランカの「スリ=輝く」が語源らしい。沖縄の首里城もシュリだから何か関係あるんじゃないかと思うけど。

・カールッティカ月→カルティケーヤ→スカンダ
https://ja.wikipedia.org/wiki/スカンダ

文中に「現代の信仰:現在スカンダ信仰は、インド南部のタミル人社会に強く存在し、その移民の地であるスリランカの他、シンガポール、マレーシアなどの東南アジアにおいても信仰されている。」とあるがやや眉唾臭い。大野晋の「タミル語日本語起源説」について、研究室の教授は「僕だってあんなの相手にしてない。あーんな強引な説はない。だけど大野晋には絶対に勝てない」と。大野晋はあの狭山事件で脅迫状の鑑定をした人物であり、学習院大学の教授である。↓
https://www.weblio.jp/wkpja/content/大野晋_狭山事件脅迫状の鑑定

スリランカ人とタミル人が同一だ~みたいに流布されてるようだが、そもそもタミル語が日本のどの地方の方言と似てると主張してたか?長崎でどうこうだっけ?海のタコと凧上げのタコが同じなので~とか聞いたことがある。確かに魔王ラーヴァナは日本のバラモン坊主と同じだが、ではウィシュマさんはどんな人々と同じなのか?2000年代のNEVADA事件つまり「佐世保小6女児同級生殺害事件」の犯人にされた女子小学生について、当時2chでルーツ暴きが行われ「名字の辻という漢字の中に十とあるから隠れキリシタンの子孫だ~」と流布されていたが。大野晋が狭山事件を担当したのは何を意味するのか。

・アキレウス
https://ja.wikipedia.org/wiki/アキレウス

インドのスカンダは天部内の「韋駄天」なのでギリシャ神話のアキレウスに対応する。共に「足が速い(俊足な)軍神」のイメージ。
この神について一つだけ書くと「カカト(踵)を矢で射られて死んだ」こと(いわゆるアキレス腱)。これは勿論インドのクリシュナも同様で「猟師に誤って踵を弓で射られ鹿に姿を変えて森の中に消えてゆく」、また聖書のイエスの言葉に「蛇の頭をカカトで砕く」がある。

追記するが、フランス人類学が採集した各地のいわゆる「通過儀礼」の中には、バカでもチ◯ンでも「こんなもん好きでやる奴いるわきゃねーだろ」というのが存在する。例えば「抜歯」は一定年齢に達したら犬歯を抜くというが、やはり新國民社の本に「犬歯は最も尖った歯であり、人間が敵と戦う場合に相手に噛みつくわけで、つまり犬歯を抜いてしまえば攻撃手段を削ぐという目的に過ぎないのだ」とあった。またエジプトには「女が10代の一定の年齢になるとクリトリスを切除する」通過儀礼が存在するという。これについて当然想像し難いような痛みを伴ってどうこうと聞いたが、こういう異常な儀礼は結局のところ支配者が敗者の側に無理やり強制している「隷属の証」に過ぎず、今ではみんな自覚なしに行ってるのだろうが、よく考えたら「何故こんなイカれた異常行動をとる必要性がある?」と判るよな?

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