「原爆投下予告を聞いた」って本

以前広島でG7サミットが開催されて、各国首脳が宮島を参拝したり、原爆慰霊碑に黙祷したりという様子が報道された。
原爆で俺が覚えてるのは、高校生の時に千葉大学の近くに学校があったので、下校途中に西千葉の古本屋によく行ってた。ある日そのうちの一つに行くと「原爆投下予告を聞いた」という本が売っていた。戦争中にアメリカ軍が原子爆弾を広島市に投下する前に、市民に向けて空からビラを撒いて「早く逃げろ」と警告した~という内容だったと思う。買わなかったけど。
あれは事実なのかな?俺の予想では事実だと思う。

ちなみに「原爆の恐怖」と繰り返し強調してるのは、取りも直さず「一番悪い奴ら」だと思う。だって原爆の本ってトラウマになるようなグロくて怖ろしい描写のばっかじゃん。とにかく「目がとろける」というのをやたら強調し、絵本だろうと文章だろうととにかく光を見たら目が溶けた目が溶けたと繰り返す。「はだしのゲン」もマンガでは全然そんな描写ないのに、アニメ映画だと人間だけでなく犬の目までとろけて飛び出るとか、一体何を意図してるのか全くわからない。ホラー映画スプラッタ映画レベルで恐怖を抱いてトラウマになるようなイメージを流布している。理由はなんだろう?もちろん芸能界では、吉永小百合が「原爆の恐ろしさが~」と頻繁に発言してる。

「はだしのゲン」はとても素晴らしい作品で、あれはことさら原爆の悲惨さを強調せずに、むしろ「辛いことがあっても乗り越えてできるだけ明るく笑って前向きに生きていこう」がテーマで、それが元の父親の「踏まれても麦のように起き上がるんじゃ」という言葉で、ラストシーンは元が東京に向かう電車に乗り、それが走る横で農夫が麦踏みをしている・・・という。
まあ反戦をテーマにする以上、確かに朝鮮人を贔屓する場面は多いんだけど、でも朴さんみたいなマトモな隣人も登場するし、広島という土地柄ある意味仕方ない。
2000年代にフジテレビで実写ドラマが制作されて前後編二話が放映されたけど、あれはあれで良かった。マンガだと頭がおかしくなって死んでしまう絵描きになりたかった男(名前忘れた)が、最後に被爆後遺症ながらも絵をなんとか描いて、家族が強く頷く、というラストシーン。そのずっと後に石郷岡キチガイ病院にぶち込まれてた時にロビーの共用テレビで再放送をみんなで見たが「面白いな」と話した。

だから2012年に第二次安倍内閣が成立したら直後に作者がなぜか急死。日本国が好きなんじゃなくて日本が嫌いな連中を好き、な連中が確実に存在するわけで。果たしてあの戦争で死んだ我々の先祖は、何のために出征したのか。だって俺の山形の親類は・・・。

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