ホニャホニャした喋り方

精神科医は誰かを入院させる(というよりぶち込む)際、その「口実」が必要なので、種々のテクニックを用いる。その中で実体験で知っているのは「ホニャホニャした喋り方で話す」というもの。
これは精神科医と会話をする際、ソイツが普通の発話でなくなぜかホニャホニャした喋り方で発話し、明瞭な発音をしないというもの。具体的に言うと「わたしはおいしゃさんです」を「わたぁしぃわぁおぃしゃすぅあんでぇす」みたいに発音する、とか。そして何を言ってるのかよく判らなくてこちらがハッキリ明瞭な発音で回答すると、即「あなたは興奮しているので入院させます」と言い強制入院…..これは実際に体験したことがある、驚きのテクニックだ。
もちろんこの時点で「いや、何を言ってるのか判りませんよ」と言い返そうものなら、再度「興奮しているので…..」となるし、こんな事を言われたら当然本当に興奮して「何言ってるんだ」と強い口調で返してしまうだろう。そうしたら向こうの思うツボなのでやはり…..。もしバカらしいと立ち上がって退出しようとしても、看護師が待機しているので捕まってしまう。

こういう驚愕のテクニックが存在するのが、日本の精神医学だ。

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