また黒猫が

2002年にリネージュというネットゲームをしていたら、会話ウィンドウにE・A・ポーの詩「イスラフェル」の一節を誰かが書き込んだ。書いた人のキャラクター名は「vessel」だったはず。そして今年に適当なビジネスホテルに泊まったが、そのホテル名を見るとvesselホテルだった。
南米にいた時になぜか不可解な出来事が2ヶ月間続いたが、その時期に黒猫を何度も見た。なぜか視界に黒猫が入るので不思議だった。その一連の出来事の終了時にアスンシオン市内の台湾人街へ行くと、みすぼらしい黒猫がうなだれてトボトボと歩き去るのを見た。そしてその後は数年間黒猫は見なかった。
その時期の途中、ある夜にハンバーガー屋に入り屋外のテーブルで食事をしていたら、黄金虫が飛んできてテーブルにとまり、再び飛んでいった。僕は驚いて現地領事に電話をかけ「黒猫も黄金虫もE・A・ポーの詩じゃないですか。以前ネットゲームにイスラフェルという詩を誰かが書き込んで~」と話すと、彼は「世の中には不思議なことがあるよ」と答えた。
その後日本に帰国し生活していたが、またどこかで黒猫が横切った。あれはアノニマスが東京で騒ぐちょっと前じゃなかったかな。そして2012年から2013年末までネットであれこれ活動して叔父にメールを送っていた時期、何故か猫を頻繁に見て、ある日「道の真ん中で黒猫と虎猫が向かい合い威嚇し合っている」場面に遭遇したこともあった。僕は寅年の生まれである。
そして昨日日曜日の昼、久しぶりに黒猫と遭遇した。僕は「あっち行け、シッシッ」と追い払おうとしたがなかなか立ち去らなかった。

前々から思ってたが、どうも「未来が見えている」存在がいるような?だって2002年と2023年に同じ「vessel」とか。そもそもそのビジネスホテルには適当に泊まっただけで名前も見なかったのに。それに「結末を知っている」と答えた人もいたし・・・。

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