今尚惑・・・

中村元や辛島昇の本を読んでみたけど、東大の先生だから一番権威があるし、だから迂闊に「本当のこと」を全部書くわけにはいかないし、でも学者としてちゃんと書いておきたいだろうし、そういう前提を頭に入れて読むと興味深い。
仏教についても大乗と小乗はどっちが先で後か、どっちが本物で偽物か、とか、本当にネパールが起源なのか、とか、そういうのは未だによく判んないけど、正直書く方も辛かったんじゃないの?という印象がなきにしもあらず。インダス文明のこともハッキリこうだと書けずに含みを持たせて伝えようとしたり・・・。
まだ途中までしか読んでないけど、ジャイナ教なんて地面を歩いている虫も殺してはいけないという極端な不殺生戒があるそうだが、こんなのは「最下層の貧乏人は虫よりも下等な生き物だから虫を殺すことは許さん」という教義をいつの間にか押し付けられて変容させられた結果だろうし、仏教もそういうのはある。だからアンベードカルが新仏教運動で仏教を選んだ理由は、日本人の俺には未だにピンとこない。そもそも本当の仏教の起源は何だったのか?

ようやくここでの生活にも慣れてきた。あとは乞食身分からの脱出だな。とっくに不惑は過ぎてるけど。

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