「親を利用してコントロール」は常套手段

もはやここに改めて書く必要もないかもしれないが、日本国の精神医療が常套手段とするのは「家族を利用して一個人をコントロールする」である。

これはもう嫌~というほど知り尽くしていて、学生時代から卒業後も、そして齢40代になるまでず~っと日本国が延々実行してきたセオリー。要するに「言うことをきかせたい人間がいるとその親を利用する」で、例えば連絡事項があれば本人の頭の上を通り越して親に伝えたり、本人のことを相談するのに本人抜きで医者/カウンセラーと親のみで話し合ったり。
こうして「親が子離れできないように」し、同時に「本人が親離れできないように」する。結果的に親は負担が増えるし本人はいつまで経っても大きな子供のまま、ということになり、その家族関係を破壊するのが目的である。

その為の細かい心理操作のテクニックもいろいろ知っている。例えば入院中に親が面会に来ても、本人と会わせずに病院スタッフのみが対応する、とか。そうすれば親はスタッフから「子供さんは入院中こういう状態です」と聞かされて帰ってしまい、本人は「親御さんはこうこう言っていた」と聞かされるのみ。『親←|病院スタッフ|→本人』という具合に病院スタッフが両者の壁になり、直接やり取りをさせない。その際スタッフが両者に嘘を伝えれば、親は「ああまだ子供は異常な状態なんだ」と思い込まされるし、本人は「親はこうこう言っていたのか」と思い込まされる。その結果、病院は本人をずーーっと入院させていられる・・・もはや書くまでもないだろう。

こんなのは氷山の一角で、他にも「親に自室のゴミ箱の中身を調べさせ、本人に『◯◯が入ってたろう』と伝えさせる」もある。その際「ゴミ箱の中身を調べるほど子供を気遣っているのだ、というサインになりますよ」と口八丁で丸め込む。親に思慮が足りないとその通りに実行してしまうが、当然こんなことをされたら本人は「え?親は自分の部屋のゴミ箱の中身まで調べてるの?」と動揺するに決まっている。こうして本人に「=常に監視されているのだ」と思い込ませ、結果として家族関係を破壊する・・・ユング心理学のセオリーの一つ。

他にも「本人のプライバシーを親に漏洩する」もある。親類の一人が彼らの手法を忠実に模倣していたが、例えばメールを送ったら内容を親に転送するとか、会話の内容を親に伝聞しその中に嘘と誇張を混ぜるとか。そうやって「自分が何を言ってもみんな親に伝わってしまう」と思い込ませ、結果的にその人物の言うことを聞かざるを得なくされる。もちろんその目的は、家庭内不和と家族の破壊。

上述した以外にもいろ~いろあるが省略。結局日本の精神医学は「気に入らない奴」を監視下においてコントロールするのが目的だから、その為に本人の家族特に親を利用するのが常套手段であり十八番。なぜなら誰だって親に心配をかけたくないと思うから、親を利用されると簡単にコントロールされてしまう。これを実行されて何年何十年間とずーっと心理操作されてる例はゴマンとあり、だから精神科には親同伴で診察に来る中年男がたくさんいるのである。

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