ubuntuを持ち運び可能(ポータブル)OSに

一段落ついて暇だったのでubuntuで遊んでた。USBメモリをLive USBにして使うのは誰でもやるけど、外付けSSD(SATA)にubuntuをインストールして、それを任意のPCに接続して、どこでも自分が環境構築したOSを使う、というのはあまり一般的でないと思う。外付けSSDを持ち運んで好きな場所で自分だけのubuntuを使えればいいなーと思い、結果的に希望通りになった。

1.PCにはWindows11が入れてあるが、これのUSBポートにubuntuのLive USBと外付けSSDを両方挿す
2.Live USBで立ち上げて、外付けSSDにインストール。インストール画面で他OSが入っているパーティションに手を触れず、インストール先のストレージのみ内部パーティションを「-」で削除するのは、Windowsインストールと同様。ブートローダーもubuntuインストール先のストレージに入れる
(参考:https://zenn.dev/engineercafe/articles/ba2c32bc605d69
3.この状態でPCのUEFI画面で起動順位を変えないと、電源ONにしてもWindowsBootManagerが立ち上がらないので、マウスで任意の順番に(UEFI画面で起動順位を変更できるPCでないと不可なので注意)
4.ここまででインストール作業をしたPCに外付けSSDを繋ぎっぱなしなら、ブートOS選択画面でWindowsかubuntuのどちらを起動するか選べる
5.この外付けSSDを別のPCに繋いでもブートOS選択画面にubuntuが表示されないので、USBメモリも挿してLive USBで立ち上げ、boot repairを使いgrubを修復インストール
(参考:https://kledgeb.blogspot.com/2022/05/ubuntu-2204-120-ubuntuboot-repairubuntu.html

これで外付けSSDが持ち運び可能なOS入りストレージになり、どの任意のPCに繋いでも自分のubuntuで起動可能になったはず。
案外こんな使い方をしてる人は少ないと思うので、忘備録も兼ねて書いてみた。

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