甲斐+ラサ=カイラーサ??

インドに関する本の注意事項に「寺の坊主の書いたものに気をつけろ」がある。寺の坊主は仏教のバラモンなので、都合の悪い事実を隠す傾向がある。読むなら寺の生まれでない人間が書いたものを読むことを勧める。

チベットは現在中国領で、中共政府から弾圧されてるとかしばしば話題になる。ダライ・ラマはそのためインドに亡命した。そのダライ・ラマをテーマにした映画に「セブン・イヤーズ・イン・チベット」があり、未見だけど、あの主人公の冒険家がナチス関係者だったのが問題視されて、公開前にトラブルになって冒頭部分がカットされたと昔聞いた。
ちなみに監督のJ・J・アノーは後に「スターリングラード」も撮ったが、その主演は「JUDE LAW」だ(爆)。

インドにもチベットにもヒマラヤにも一度も行ったことないけど、インドの北部~中国南部のあたりが世界の屋根みたいな高山地帯なのは知ってる。ラサにポタラ宮殿があってカイラーサ山がシヴァの住処でパールバティーがヒマーラヤの娘と呼ばれるのも知ってる。
仏教について不勉強なので須弥山思想もよく知らないけど「スメル(メル)山が世界の中心」という思想で、シュメールとか日本のスメラミコトと同様「SMR」が神聖な語という思想(のはず)。
チベット仏教ではカイラーサ山を須弥山と同一視するそうで、仏教の天部にはシヴァはいてもヴィシュヌはいない(はず)ので、彼らもカシミール領主同様にシヴァ崇拝者の一派らしい(言うまでもなくシヴァの別名は「ソーマナータ=月の主」)。
「カイラーサ」がどういう意味か不明だが「カイ」と「ラサ」で、ラサはチベットの都と同じ発音。じゃあカイは何だろう?
チベットやヒマラヤのような山岳地帯でカイというと、日本語では「甲斐」というのがある。これは元々、九州地方で「山間を移動する人たち」を呼称する語らしい。また山梨県は「甲斐国」だが、熊本県と山梨県にはなぜか共通する要素がいろいろあり、共に馬刺しを食べたり馬の文化があって「甲斐駒」もある。要するに甲斐という語は山の民のような人々に関連する語。
ちなみに手塚治虫の「火の鳥」ヤマト編はヤマトタケルの熊襲征伐のお話だけど、カジカという少女が登場する。そして山梨県には「鰍沢(かじかざわ)」という場所がある。多分手塚治虫も両者の関連を知っていたんだろう。
だからカイラーサ山の「カイ」が「甲斐」と同じで、共に「山の中で~」みたいな意味なら、それと「ラサ」をくっつけてカイラーサになる、一応・・・。

山の中を移動する際にロバに荷を背負わせる文化は広く存在するはず。このロバだけど、英語ならassとかdonkeyというが「ass=尻・ケツ」だし「donkey=愚か者」なので、明らかにロバはマイナスイメージの動物。だからか古くからロバは「死神の乗り物」と呼ばれて、タロットカードにその絵が描かれることもある。
けど同時にロバはイスラエル部族のイッサカル族のシンボルだし、聖書には「イエスはロバに跨ってエルサレムに入城した」とある。

https://taylormarshall.com/2011/04/why-did-christ-ride-ass-into-jerusalem.html

つまりユダヤ人にとってはプラスイメージなので不思議だ。
もしチベットやヒマラヤの山中で荷物の運搬にロバが使われていて、カイラーサ山やラサのラマ僧たちも使っていたなら、彼らはそれをどう見なしたろうか。
以前の記事でチベットとナチスの繋がりとかチベット寺院の目のマークのことを書いたけど、これがイスラエル部族と関係あるのかどうか。
テキトーに検索したらこんなブログが出てきて日付は2013年8月1日とある。つまりちょうど10年前。

https://ameblo.jp/unrestorable/entry-11584025888.html

下の方に「イッサカル族=驢馬、太陽と月」とあって「故に太陽と月がシンボルになった~」とあるが、10年前に何があったのかこの記事からは不明。
思い出すのは、パラグアイ在住時にある日系人のオフィスへ行った時、彼が「統一教会の入会証をもらった」とそれを見せてくれた。すると「文鮮明」という名前のアルファベット表記が「MOON SUN MYUNG」となってて、そのまま読めば「月と太陽が明るい」だなと思ったこと。彼ら統一教会は、自分たちが太陽であり日本は月である、とどうやら思っているらしいので、上の記事が書かれた10年前に何かあったのかもしれない。そしてそれがイッサカル族と関係あるかもしれないし、もしかするとチベットとも関係あるかもしれない。
少なくとも一般に「ロバは死神の乗り物」と言われマイナスイメージの動物だから、上記の聖書の文を文字通り読めば「イエスが死神としてロバに跨ってエルサレムに入城した」みたいになり、仮に上述したワードが関連づけられて、ユダヤ人や統一教会やチベットや、さらにナチスともみな関連するなら・・・といろいろ想像は広がる。
まーあくまでも繋ぎ合わせの想像ってことで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です