愛も栄誉も金もなく

生活保護って「健康で文化的な最低限度の生活を保障する」と「最低限度」とあるので、要するに最低(限)の生活しか出来ませんよ、に近い。具体的な金額はここには書かないけど、要するに大学生の仕送り程度。だからゆとりのある生活がしたかったらプラス数万円は稼がないとならず、そんなのは大学生も一緒なんだけど、それをしてしまうと「あなたは収入があるから保護を打ち切ります」となってしまう。つまり現在の生保受給者の身分から脱却するためには生活保護費以上の金を丸ごと稼ぐ必要があり、じゃあそのために必要な勉強代とか必要経費はどうすんの?と言ったらもちろん生活保護費から出すしかないわけで、でも出したら生活費が足りなくなるし・・・という困った制度。
おまけに生活保護受給者になると保険証を返納せねばならず、病院にかかる際にいちいち診療依頼書というのを役所に申請せねばならない。だがこれを受領する病院としない病院があるし、しないところは事実上かかれない。だから下手すると十割自費負担なんてことになってしまうし、そもそも初診の場合は依頼書がないから生保受給者である証明書を見せる必要があるはずなのに、そういうものは存在せずウヤムヤになってるという・・・。

というわけでマジで困ったもんだ、日本国の生活保護制度は。「闇金ウシジマくん」等でいろいろ描かれてたし巷で言われる通り、役所の対応も判然としない。一度「法律に基づいて処理するんじゃないんですか」と役所の人間に電話で言ったが、対応者は「ハ?法律?」とトボけた返事。要するに完全に法律でちゃんちゃんと明確に処理してしまうといわゆる不正受給ができなくなるし、国内に生保不正受給者はいっぱいいると皆知ってる通りなので、法律自体がわざと不備にされてるんだろう。返戻金に関する変なルールもあるし。

だから「這い上がろうにも這い上がれない」わけで・・・どーすんのよ。
冷静に考えて、この生活保護費の範囲内で細々暮らせと言うなら結局貧乏暮らしのまま。フツーに欲しい物を買って食べたい物を食べて余裕のある生活をするにはどう考えても足りない。そもそも俺は齢50近い成人男性だし大学生じゃないんだから金はかかる。ただでさえ本やゲームやニコチンガム代や病院費がかさむんだし。
だから困ったな―って。たまにバイトっぽいので小銭を稼いでも焼け石に水だし、食費を削れっても上手に自炊して安く上げられるほどの料理スキルもないし、タバコを吸わない代わりにニコチンガム代がかかって両方結構な値段だし、無論「要求されている」以上本代・参考書代は掛かってしまうから、結局足りないのよホント。周辺にお店があまりないから電車に乗って近隣に行くも交通費が掛かるし。
「最低限度の生活」だからどう頑張っても最低限度なわけで・・・マジサイテー。フー◯ク代が捻出できないレベルじゃない。

だけん道端に座ってナマステ~ナマステ~って物乞いするか、競馬やギャンブルに手を出すか、もしくは優しいお姉さんのヒモにしてもらうか、どれか選べと言うならもちろん3番目を選ぶけど、なぜ努力したのに結果的にこうなったのか。実家でボーーッと寝てたほうが良かったのかな?誰かアドバイスよろ。

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